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この世の果てで恋を唄う少女YU-NO
2007 / 12 / 01 ( Sat ) 今回プレーしたのが、名作と謳われる「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」。
シナリオは「EVE burst error」などで有名な剣乃ゆきひろ(現、菅野ひろゆき)氏です。
このゲームが発売された年度がなんと1996年! 今となっては、若干レトロさを感じるグラフィックですなぁ。
主人公の名前が変えられるというのも、古きエロゲーの良き文化です。
もちろん、主人公は「えろりん」で!
■あらすじ
主人公は、「剣ノ崎」という不思議な場所がある町、堺町の学校に通う高校3年。
ある日、主人公は死んだはずの父からの手紙を発見する。
そして、手紙と共に見つかったリフレクターデバイスという時間を遡れる装置。
消えた父の手がかりを追って、主人公は幾重の並行世界を旅していく・・・。
■ゲームの内容
このゲームの前半(現代編)は、約50時間の世界を何度もループし、パラレルワールドの中から超念石という石を集めることになります。
そして、全ての石を集めると、今までの謎が明かされる異世界編への扉が開きます。
パラレルワールドという言葉が出てくることからも分かる通り、このゲームはかなりSFテイストな内容。
並行世界や時空移動について、ゲーム中でかなり科学的な説明がなされ、一見荒唐無稽に思えるこれらの現象がリアリティをもって表現されています。
こういうのが好きな人には堪らない下りですね。
■多彩なヒロイン達
このゲームは女キャラがやたらたくさんいて、そのほとんどにエロシーンがあります。
(まあ、エロと言っても、猫が戯れている程度のものですが)
無口系、ツンデレ、年上のお姉さんから義理の母から実の*まで、非常にバリエーション豊富!
彼女達のいでたちに時代を感じさせられたりもしますが、そこはまあご愛嬌ってことで(笑)
私のお気に入りは、島津 澪たん。
主人公と同級生のお金持ちのお嬢さんで、主人公が好きだけど素直になれないみたいなかんじの娘です。
澪ルートの澪はマジかわいすぐる! ナイス、ツンデレ!
■あまりに緻密なゲーム構造
実は、現代編のループ構造が、異世界編への重要な布石となっています。
すなわち、「歴史とは時間の流れではなく、事象の積み重ねである」という、このゲームのテーマをプレイヤーに体感させるという働きもあるのです。
これによって異世界編でこの世界の構造を説明されるにあたって、話についていくことができるようになるのです。
そういう意味では、ゲームシステムすらもシナリオの一要素として組み込まれてしまっているのです。
その緻密なまでのゲーム構造は、10年経った今でも新しい!
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