忍者ブログ
[PR]
2024 / 11 / 29 ( Fri )
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

テーマ:<%topentry_thread_title> - ジャンル:<%topentry_community_janrename>

03:27:55 | | page top↑
カルタグラ ~ツキ狂イノ病~ (2)
2006 / 12 / 21 ( Thu )

カルタグラ終了!

いやぁ、予想以上に楽しませてくれました。

 

昭和初期を意識した雰囲気が非常によろしい!

特に絵が作品とマッチしてて、素晴らしかったな。
かわいいではなく、美しいと感じる絵。

枚数もプレイ時間の割りにアホみたいに多いね。

この豊富なイベント絵のおかげで、物語りに凄く引き込まれました。

 

シナリオの方も、最後まで飽きる事無く読み勧めることができました。

ただ、和風サイコミステリーといいつつも、謎解きはほとんどありません。

むしろ、主人公が様々な女とファックすることで、勝手に話がすすみ、まわりの人間(主に七七)がこれまた勝手に事件を解決してくれます。

まあ、ある意味主人公はプレイヤーと近しい立場であると言えるのかな。
私達のほとんどは、事件に出くわしても何もできんだろうからねぇ。
(女とヤリまくることもできないがな!)

 

では、ここらへんでメインどころのヒロインの感想を書いてみよう。

 

 

・上月和菜 (こうづき かずな)


この物語の正ヒロイン。
失踪した上月由良の双子の妹です。

性格はハイテンションかつ天然ボケ。
陰鬱なこの物語が暗くなりすぎずに済んだのも、彼女のおかげでしょう。

最初はしんどいヤツだなぁと思ってましたが、後半にいく程愛しさがこみ上げてくるのだから不思議。
むしろ、今ではお気に入りの娘です。

あと、声が非常に良かった。
和菜のキャラとマッチしていて、存在感を引き立ててくれます。

ちなみに和菜エンドの後に本編をプレイすると、Ture Endを見ることができます。
True Endで物語の真相が全て明かされます。

 

・初音 (はつね)


雪白で下働きをしている娘。
主人公を兄のように慕っています。

性格はラブひなのしのぶちゃんを思い浮かべてもらえれば良いでしょう。
主人公に一途で、甲斐甲斐しく世話を焼いてくれる非常に健気な娘です。

ああ、なんていい娘なんだ!

私が主人公なら、事件など放り出して初音たんと暖かい家庭を築きますよ!


と思ったら、初音エンドはまさにそんなカンジ。
故に事件の真相などこれっぽっちも分かりません。

しかし、それでいいんです!

初音たんと幸せになれるんなら事件の真相など、些細なことです!

 

・高城七七 (たかしろ なな)


主人公の妹。
この娘の電波っぷりは凄い。
言動がぶっ飛んでて、ついていく事ができません。
加えてブラコンっていう・・・。

そんな脳みそに爽やかな風が吹いている彼女ですが、頭は恐ろしくいいです。
っていうか、事件はほとんど彼女が解決しとるような気が・・・。

ちなみに、七七エンドというのがあるんですが、これがほんまに悲惨な話でした。
とにかく悪夢のような話がえんえん続くっていう・・・。
終わらないバッドエンドとでも言ったらいいのかなぁ。

しかし、インパクトは抜群!
むしろ、本編が霞んで見えちまったよ。

最後のナース服はなんでやねんと突っ込みたくなりました。
まあ、ここらへんも七七たんのイカレっぷりが現れていて良かったです。

 

・凛 (りん)


雪白で働く遊女。
明るい性格で、ちょっと小悪魔的なところが良いね!
崩しめに着た着物と揃った前髪がキュート。
私のお気に入りのキャラでした。

普段はおどけたカンジで主人公にちょっかい出してきますが、ふとした時の照れた表情がかわいいです。
前半は凛との会話で大いに癒されたもんさ。

だというのに・・・。


中盤に差し掛かったあたりで、無残にも凛たんは惨殺されてしまいます・・・。


ああ、なんてことしやがる!?


物語の展開上仕方ないとしても、あれを回避するシナリオも作ってくれたっていいじゃないか・・・。

仕方ないので、凛エンドを脳内補完するのが最近の日課です・・・。

 

・総括


なんだかんだと、メインどころのヒロインはみんな気に入っちゃったなぁ。
これは、最近の美少女ゲームにありがちな、あからさまに萌え属性を意識したキャラがほとんどいなかったからだと思います。

しかし、登場する女キャラのほぼ全員をファックできる割には、和菜エンド以外はほぼBAD ENDってのはどうなのよ?

てゆーか、何で凛たんと幸せになれるシナリオ作らなかったんだよ!

 

あと、由良に関する描写があまりにも薄いため、True Endのインパクトが若干弱かったです。
もっと、狂気に至った過程をしっかり書いてくれないと、真相が明かされても「ふーん、そうなんだ」で終わってしまうのよね。


と、若干の不満はあるものの、総じて高いエンターテイメント性を誇った良質の作品であると言うことができるでしょう。

やっぱ、こういうミステリーチックな作品が自分は好きだなぁ。

 

関連

カルタグラ

えろりんのゲームレビュー

PR

テーマ:<%topentry_thread_title> - ジャンル:<%topentry_community_janrename>

22:21:48 | エロゲー(ノベル系) | トラックバック() | コメント(0) | page top↑
<<Xデーまであとわずか | ホーム | ハルヒの消失>>
コメント
コメントの投稿













トラックバック
トラックバックURL

前ページ| ホーム |次ページ