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ひぐらしのなく頃に礼終了！

おまけシナリオってことで、祭囃し編の後日談がちょろっと語られるくらいだろうと思っていたんですが、見事に予想を裏切られましたね。

簡単に各シナリオの感想を。

・賽殺し編

祭囃し編の後日談。
あの惨劇を乗り越え、今こそ幸せを謳歌せんとばかりに部活メンバーとはしゃぐ梨花ちゃんでしたが、突然思いがけない事件が起こって・・・。

このシナリオは梨花ちゃんの葛藤がメインテーマになったおり、終始シリアスな雰囲気が漂っています。
ぬるくて甘々なシナリオを期待していた私は、完全に肩透かしを食らっちまいました・・・。


幾多の困難を乗り越えようやく幸せを掴み取った梨花ちゃんですが、その過程で失っていったものは数多くあったんです。

ひぐらし本編では触れられずに終わってしまいましたが、この賽殺し編でようやくそれらを清算することになります。

そういう意味で、これがひぐらしの真のエンディングと言えるでしょう。

色々と考えさせられるシナリオで非常におもしろかった！

～以下ネタバレ～

おそらく梨花ちゃんが飛ばされたのは「鷹野さんがデパートに行った世界」なんでしょうね。

この話で一番疑問が残るのは、最終的に梨花ちゃんが母親殺しをしたのかってことです。

作中では単なる夢オチだったという可能性も示唆されてますが、ここらへんは竜騎士07先生があえて曖昧にしてます。

まあ、「理想の世界」に残る事を選択したけど夢だった、又はどちらも選択しなかったという可能性も考えられますが、話の流れから考えてありえないんじゃないかと。

つまり、この話のテーマが「選択」であり、さらに直前の羽入との会話の流れから考えると、梨花ちゃんは母親殺し、あるいはそれ以外の手段を見つけて元の世界に戻った（その時点で親殺しと同義なわけですが）ということでしょう。

この時、梨花ちゃんは初めて後戻りのできない「選択」をしたのです。

～以上ネタバレ～

・昼壊し編

相思相愛になれるというフワラズの勾玉を巡って一騒動起こるって話。

ひぐらしデイブレイクの世界観を描いてるとのことですが、べつに斧やら金属バットやらでチャンバラをやるわけじゃありません。

部活メンバーがハイテンションで騒ぎまくるドタバタラブコメディ（？）的なノリで、まさにファンディスクのためにあるようなシナリオ！

あぁ、レナたんがこんなに萌えるなんて！

ぼっ、ぼくの嫁になってくれないか！？

・恋罰し編

ひぐらし出てくる女キャラに、片っ端からわいせつな妄想をしていくって話です。

いやぁ、よくもこんなにアホなシチュエーションが思いつくもんだなぁ。

ところで、鷹野さんの尺八のイベント絵はまだですか！？

つーわけで、予想以上に中身の濃いファンディスクでした。

これで終わりと言わずに、またひぐらしのおまけシナリオ的なものを出して欲しいねぇ。

ちなみに、07th Expansionの次回作は「うみねこのなく頃に」（仮）だそうです。

夏コミ発売予定とのことで、非常に楽しみですな！

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