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がるぐる!(上)・(下)
2006 / 08 / 05 ( Sat ) 今日読んだのが「がるぐる(下)」。 「バウワウ!」、「MEW MEW!」、「がるぐる(上)」に続く、成田良悟先生の越佐大橋シリーズの第4作目。
新潟と佐渡にかけられた越佐大橋の中央にある架空の都市(人工島)が物語の舞台。 完成間際で放置されたこの島には、本土の犯罪者や行き場を失った人々が集まり、無法地帯となっている。 現在では、東と西の2つの区画に分かれ、それぞれ別の組織が仕切っている。 この「島」に起こる事件を描いたのが越佐大橋シリーズであり、本作は一応の完結編にあたる。
この物語に主人公はおらず、主要な人物が10人、脇役っぽいのを含めると20人以上という、アホみたいに多くの人物が登場する。 それぞれの思惑や人物同士の因縁が複雑に絡み合い、「島」という空想の舞台に確かな存在感を与えている。 登場人物の大半が極度の変人で、弾丸を素手で受け止める大男、島内最悪の殺人鬼、虹色の髪をした男、チェーンソー二刀流の少女などなど。 しかし、どのキャラも凄まじく個性的で、かっこいい! この頭のイカレたキャラ達をうまく操り、一つの物語を紡いでいくのが成田良悟先生の真骨頂だと思う。 それはまさに極上のエンターテイメント! 自分にオススメのラノベ作家を聞かれたら、間違えなく成田先生の名前を挙げるね!
約一週間で越佐大橋シリーズを読みきってしまったが、なんつーか、寂しさみたいなんが募るねぇ。 まあ、また番外編みたいなんが出るらしいんで、それに期待してよう。
最後に・・・・、
潤ちゃん萌え~、そしてLOVE!! PR |
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