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05:40:41 | | page top↑
がるぐる!(上)・(下)
2006 / 08 / 05 ( Sat )

今日読んだのが「がるぐる(下)」。

「バウワウ!」、「MEW MEW!」、「がるぐる(上)」に続く、成田良悟先生の越佐大橋シリーズの第4作目。

 

新潟と佐渡にかけられた越佐大橋の中央にある架空の都市(人工島)が物語の舞台。

完成間際で放置されたこの島には、本土の犯罪者や行き場を失った人々が集まり、無法地帯となっている。

現在では、東と西の2つの区画に分かれ、それぞれ別の組織が仕切っている。

この「島」に起こる事件を描いたのが越佐大橋シリーズであり、本作は一応の完結編にあたる。

 

この物語に主人公はおらず、主要な人物が10人、脇役っぽいのを含めると20人以上という、アホみたいに多くの人物が登場する。

それぞれの思惑や人物同士の因縁が複雑に絡み合い、「島」という空想の舞台に確かな存在感を与えている。

登場人物の大半が極度の変人で、弾丸を素手で受け止める大男、島内最悪の殺人鬼、虹色の髪をした男、チェーンソー二刀流の少女などなど。

しかし、どのキャラも凄まじく個性的で、かっこいい!

この頭のイカレたキャラ達をうまく操り、一つの物語を紡いでいくのが成田良悟先生の真骨頂だと思う。

それはまさに極上のエンターテイメント!

自分にオススメのラノベ作家を聞かれたら、間違えなく成田先生の名前を挙げるね!

 

約一週間で越佐大橋シリーズを読みきってしまったが、なんつーか、寂しさみたいなんが募るねぇ。

まあ、また番外編みたいなんが出るらしいんで、それに期待してよう。

 

最後に・・・・、

 

潤ちゃん萌え~、そしてLOVE!!

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