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CARNIVAL
2010 / 07 / 08 ( Thu ) ニコ動のエロゲランキング(たしか、インテリ向けのエロゲ)で、気になったので、買ってみちゃったよ!
(オープニングムービと曲がすごくかっこいい) よ~くみると、絵師の人とか、OVERDRIVEのスタッフとかなりかぶってるなぁ。 シナリオは、凄腕のシナリオライターとして知る人は知っている、瀬戸口廉也氏。 (僕ちんは、本作で瀬戸口作品を初プレーしました) で、あらすじはというと・・・、 知らない間に、人を殺した罪でタイーホされてしまった主人公(学)が、偶然にも脱走する機会を得たんで、幼馴染の理沙に会いに行く。 で、なんやかんやあって、学は理沙の家に匿われることになる。 本作は、シナリオ1~3で構成されていて、シナリオ1は、主人公である学の視点から、物語が進行します。 まあ、この時点でほとんどの謎が解決してしまいます。 シナリオ2、3は、基本的なストーリーはシナリオ1と同じで、別の人物の視点からつづった解答・補完シナリオという構成。 この学というのが、とんでもなくクセが強いというか、一般的な感覚からするとかなり頭がイッちゃってますw そして、当然のように、エキセントリックな行為(っていうか犯罪行為)をやり始める! 一応殺人事件をネタにしていますが、そんなものよりも、学の脳ミソの中の方がよっぽどミステリー! サイコ凌辱ノベルと銘うってるだけのことはあります。 ~ヒロイン紹介~ ■九条 理紗 学の幼馴染で、本作品のメインヒロイン。 学校では、容姿端麗、成績優秀なお嬢様として、通っています。 しかし、何故か学にご執心。 しかし、プレーしていくうちに、「これは何かおかしい」と感じ始めます・・・。 殺人犯を家に匿っているというのに、彼女は全く動じません。 これが、ものすごく異常っていう・・・。 ストーリーが進むにつれて、実は学と同じか、それ以上に狂っているというのが分かってきます。 本作品では、彼女くらいしか、まともなルートがありませんが、その分、非常に深く掘り下げられていますね。 花火の後に、「学」と会話するシーンは、鳥肌が立ちました。 ■渡会 泉 理沙の親友。 クールで知的な女の子です。 一応、泉のルートもありますが、完全にサブという位置付けですねぇ。 しかぁし!! 僕ちんは泉ちゃんにときめいた!! なんというか、性格的にツボだったね。 知的なんだけど、お茶目で、恥ずかしいこと言って凄くテレてるみたいなところが。 よくある萌えゲーで属性付けされているようなクーデレには絶対無いような魅力があるんですよ! あのエンドはハッピーエンドだったと信じたい!! ■志村 詠美 1コ上の先輩で、容姿端麗なお嬢様。 そして、レイプ要員1号(泣) この作品のエロを一手に引き受けとります。 まあ、陰で主人公に陰湿ないじめを加えていたので、半ば自業自得ではあるんですが・・・。 個人的には、もっと詠美を掘り下げたシナリオを作って欲しかった! なんか、レイプ→暴行を繰り返すうちに、学と愛が育まれていって、最後には愛奴隷になってハッピーエンドみたいな。 スカシーンとかがあれば、なお良し! そんなんがあってもいいじゃない! ■志村 麻里 詠美の妹で、ロリ。 そして、レイプ要員2号(泣) なんか、序盤で、この子がストーリー的に重要な所にからんでくるんじゃね?みたいな予感があったのですが、見事に裏切られましたね(笑) 取ってつけたようなエロ(しかもバッドエンドのルートで)があるだけでした・・・。 こっ、これはどういうことなんだ!? ■高杉 百恵 婦警、そしてレイプ要員3号。 どこからともなく現れて、レイプされて放置てフェードアウト。 その他のストーリーはいっさい無し! いや~、まさにレイプされるためだけに登場したようなキャラですねぇ(笑) ~総評~ ってなかんじで、かる~いノリで書いてきましたが、この作品、実はかなり重たい話です。 いじめ、暴力、レイプ、監禁、児童虐待、近親相姦など、これでもかというほどインモラルな要素が組み込まれています。 (まあ、絵がポップなので、それ程陰鬱な印象は受けませんが) しかし、何よりも重たいのは、学と理沙の内面だったりします。 特に、学に感情移入してしまうと、辛いかなぁと。 罪と救済が、おそらく本作の根底にあるテーマ。 エンド後の学と理沙に明るい未来があればいいのですが。 尺は短めですが、心に何かが残る作品でしたね。 PR |
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