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03:27:44 | | page top↑
七不思議の作り方
2006 / 11 / 18 ( Sat )

とらのあなでやっている電撃文庫フェアで購入したものです。

作者の名前とか全く聞いた事無かったけど、表紙の絵が気に入ったので。

 

5月の半ば、私立桐ヶ谷高校で次々と謎の事件が発生する。
その影には、生徒達の間で噂される、七不思議を管理する謎の団体「SAW」の存在が。
事件に興味を持った秋月千秋と春日未春は真相解明に乗り出した。

 

ジャンル的には、一応ミステリーになるのかな。
秋月や未春、SAWのメンバーなど、それぞれの視点から七不思議騒動を追っていくってカンジ。
と言っても、難解なトリックがしこんであるわけでもなく、非常に読みやすいです。
まあ、基本的は学園モノですね。
特にキャラ萌えは意識してはいないみたいですが、そのナチュラルなカンジが逆に自分の高校時代の甘酸っぱい雰囲気を思い出させるよねぇ。
(お前にそんな高校時代は無かっただろうというツッコミは無し)  

この物語のキーワードになるのが七不思議なんですが、いかにも使い古されたこの言葉をあえてテーマにするのは逆に新鮮でした。

作中にもちゃんとベタな七不思議が出てきて、なんだか懐かしい気持ちになります。

あっさりした文章ながら、七不思議を管理するSAWと、その存在に迫っていく秋月達の攻防はなかなかスリリングで楽しかったです。
ただ、SAWの正体が序盤でわかってしまうので、私的にはもっと引き伸ばしても良かったのではと思ったり。

あと、挿絵がいいね!特に巻頭のハルハルと百瀬さんの絵が。
挿絵は千野えながという人が描いているんですが、宮部みゆきの本の挿絵を描いていたりと、結構活躍してる人なんですね。
覚えておこう。

なんだかんだとこの本、気に入っちゃった。
続きが出たら買いたいなぁ。

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